【 ダイレクト・コスティング direct costing 】
原価計算を実施する際に、操業度により変動する変動費と、操業度に関係なく発生する固定費を区分し、変動費のみを製品の原価に反映させ、固定費は期間費用として処理する方法である。全部原価計算の場合、製造間接費は予定配賦率によって配賦されるが、実際の操業度が基準操業度と乖離する場合に、製造間接費の配賦額は実際に発生する金額とは異なり、棚卸資産額が異なる。この問題点を解決するために用いられるのが、ダイレクト・コスティングである。
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