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経営用語集

【 退出障壁 exit barriers 】

 

企業がある事業からの撤退を計画しようというとき、制約となる条件を指す。具体的には、アフターサービス契約の残期間が長い、工場を閉鎖しても従業員を解雇できない、問屋との販売契約が製品分野単位で行われているなど契約変更・解除コストが大きい、減価償去の未償却部分が大きいなどである。これらの理由から退出に際しては一時費用が大きくなるため、企業はこの一時費用を負担して退出するか、低収益ないし赤字事業を継続するかの意思決定を行われなければならない。