【合弁会社 joint venture】
複数(ただし少数)の企業が共同出資して設立・運営する会社。出資者の投資リスクを分散し、またそれぞれが得意とする機能や事業を受け持つことで事業の成功確率を高めることで意図する。支配権が分散し意思決定が迅速に行えないことが懸念されるが、これを回避するために、出資者のうち特定の1社の株式持ち分を51%にして経営権を付与したり、事業にかかわる覚書を出資者間で手交することが行われる。なお、日本の建設・土木工事において共同事業体をJVと呼ぶのが一般的であるが法人が設立されているわけではない。→LLP