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経営用語集

【株式持ち合い cross shareholding】

 

日本企業において、長年実施されてきた、取引先や取引銀行と間で相互に株式を持つ行為。一定のガバナンスは利かせつつ、株式と経営陣が協調して会社の舵取りを行ってきた仕組みといえる。バブル経済の崩壊後、保有株式の時価変動に業績が大きく左右されることに耐えられなくなった銀行が保有株式の売却を進めるなど、一時は株式持ち合いの解消に動きがかなり進んだ。しかし、その後、敵対的買収の懸念が高まるなかで、防衛策の1つとして見直されている。→敵対的買収