【COBIT control objectives for information and related technology】
米国のITガバナンス協会が作成し、普及を図っているITガバナンスのためのフレームワーク。組織が必要とする情報を提供するためのIT、および関連するリスクを管理するための基準が示されている。1996年にCOBIT第1版が発行され、34のITプロセス、5つのIT資源、7つのIT基準からなるフレームワークが提示された。2000年の第3版では成熟度モデルが取り入れられ、マネジメントガイドラインが追加された。そして、2005年に、COBIT4.0が発行された。計画と組織、取得と実現、供給とサポート、モニタと評価という4つの領域に関してITプロセスが定義されている。→ITガバナンス