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経営用語集

【 棚割り sales space arrangement 】

 

スーパーマーケットなどの比較的大規模な店舗において、日用品を販売するスペース(棚)を、仕入れた製品に割り振ること。供給者にとっては、どこに置かれるかは死活問題であり、小売店側は、よい棚を割り当てる供給者に対しては仕入れの価格の低下を求める。POSシステムの普及により、販売状況は早く把握することにより、頻繁な棚割変更を行うようになっている。棚割をトップシェアの供給者に任せる例も多く、供給者はそのコストを負担することによって、自社製品の販売機会を確保し、競合商品の出現を抑止しようとする。小売店はある意味でマーチャンダイジングを放棄しているといえるだろう。→マーチャンダイジング