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経営用語集

【職能資格制度 ability based grade system】

 

格付け制度の形態の1つ。職務を遂行するための能力(職務遂行能力)に応じて従業員の格付けを行う制度。能力の向上を重視するため、昇進が伴わなくても等級ごとに定義された職能資格要件を満たしていれば、社員を昇格させることが可能となる。企業にとってはポスト不足の解消、従業員側にとってはモチベーションの持続を図ることができる。問題点として、①年功序列に近い運用になりやすい、②職位と職能資格等級が複層化する、③同じ職務で職能資格等級が異なる、④降格がしにくい、などがあると指摘されている。→資格制度