【オーバーラップ型開発 overlap development】
製品開発プロセスは、製品エンジニアリング(詳細設計、試作、実験)と工程エンジニアリング(設備・治工具の設計・製作)に分類されるが、製品開発プロセスのなかでこの両者の期間をオーバーラップさせることで、開発リードタイムを短縮させる方式。上流工程と下流工程の密なコミュニケーションが実現される場合のみ開発期間の短縮が可能になる。仮にこれがない場合には、開発業務の混乱や手戻りの発生などパフォーマンスを低下させる要因ともなる。→サイマルテニアス・エンジニアリング