【アライアンス alliance】
企業間の連携や協調行動を指す。企業の経営戦略は一般的に、自社資源を活用し成長を実現する「内部的成長戦略」と、他社の経営資源を買収・合併などによって取り込むM&A戦略があるが、アライアンスはその中間形態にあたる。M&A戦略は買収によって、ある一方の企業の自立性が損なわれるが、アライアンスは参加する企業の自立性を保ちながら、各社が持つ資産を有効活用する場合に利用される。代表的な例は、航空会社のアライアンスや異なる企業が共同で子会社を設立し、事業を行うケース等がある。