【SLA(サービスレベル契約) service level agreement】
業務委託する場合に、顧客とサービス提供業者との間で、サービスに関する範囲、内容、品質水準に関して取り決めること、あるいはその契約のことを指す。1990年代後半には、通信サービス事業者が通信品質を保証するためにSLAを採用するようなった。実効データ転送速度の下限や障害発生時のダウンタイムの上限などが基準として定められ、遵守できなかった場合の罰則や補償も規定された。その後、情報システム運用の外部委託やアウトソーシングの普及拡大に伴いSLAの必要性が認識されるようになった。→アウトソーシング