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散る桜 残る桜も 散る桜

良寛さんの辞世の句と言われています。

 

散る桜も残る桜もやがては等しく

死を迎える運命を秘めているといった意味の句だと

思いますが、どうも最近この句が頭から離れません。

 

桜の一生は短い。われわれの人生も人類の歴史

からみれば、一瞬のフラッシュにような時間間隔でしょう。

人生も桜の花の命同様儚いものではあります。

 

震災後も続く余震、原発からの放射能漏れ

さらには日本経済の先行きなど、かつてないほどの

不安が日本中を渦巻いています。

 

ただ先々を心配したところで

いずれにしてもそう遠くない将来に、今生きている人(残った桜)は

みんな散るわけですから、良い意味で開き直ったほうが

得な生き方かもしれません。

 

先の見えない不安に怯えながら生きることは人生の時間の

無駄使い。そんな風にも思います。

 

必要以上に悲観的にならず、今この瞬間の人生を

楽しむことが大切であるとこの句は教えてくれている

のかもしれませんね。

 

 

震災から一月

今日は、4月10日。

震災からちょうど一月が経過しました。

 

この一カ月間は震災の空虚感から

心身のバランスを崩し、何となく流されるがままに

時を過ごしてしまったように思います。

 

そんな中、たまたま昨日デレビをみていると

ニューヨーク在住の坂本龍一が出ていました。

「震災の虚しさで曲を作る気にならない・・・」

 

あんな天才でもそうなんだ。。

なぜか慰められたようで、急にやる気が湧いてきました。

人の心理は面白いものです。

 

まずは何よりもインプットと思い立ち

行きつけの池袋ジュンク堂に行って本を5冊ほど

買ってきました。

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ここは書籍数がアジア一であるだけでなく

椅子に座りながら本を眺められることや、レジが1Fに集中しているなど

からゆっくりと本を選べるので気にいっています。

 

買ってきた本を今2冊目を読み終えました。

頭がしだいに整理され、やるべきことが明確に

なってきます。

明日月曜日からは仕事モード全開でいけそうです。

 

 

 

 

 

まさかの結末

昨日神戸でホクシングのトリプル世界戦がありました。

西岡、粟生と見事な連続KO勝利!

そしてトリを務めるのは日本のエース長谷川穂積。

被災地からのエールを背負い日本人の強さを

見せてくれるものと誰もが期待したはずが・・・

挑戦者のロングフックを浴びてまさかの4RKO負け・・。

 

大変残念な結果ではありましたが、

試合後の日本プロボクシング協会・大橋秀行会長のコメントが何とも良かった。

2試合凄いKOだったけど、最後はまさかの結末だった。

ワンパンチで決まるとは思ってなかった。

「これがボクシングの怖さであり、凄さであり、魅力なんですよね」

 

勝者と敗者の明暗をこれほど分けるスポーツは他にはありません。

僕もボクシングの魅力にはまって40数年。

 

スポーツジャーナリストの二宮清純氏が一番好きな

スポーツは何ですか?

と質問されるところをテレビ「で観たことがあります。

「どのスポーツも好きなので一番は決められません。

ただ、一番観ていて緊張するのがボクシングです」

 

わかってるじゃん、二宮清純(笑)

※香川照之とも友達になりたいな。

※芸能界一のボクシング通

 

 

 

 

 

 

お花見

東京の桜が満開です。(写真は家の近所の桜です)

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週末はお花見をされる方もいらっしゃるでしょう。

あちらこちらで自粛モードではありますが

自粛ばかりしていると被災地を支える肝心の経済がボロボロに

なってしまいます。家でテレビを見ているよりも外でのお花見は

節電にもなりますしね。

 

普通に生活のできることに感謝し、普通に生活

することが今は良いように思います。

 

桜は厳しい冬を耐えて美しい花を咲かせます。

苦しい時を耐えれば人は強くなれるのだと信じたいです。